過去の転職から見る退職理由

過去の転職から見る退職理由の最たるは不景気

転職には様々な理由があると思うが、最も問題視されるべき退職理由は昨今の不景気の煽りを受けての解雇であると考える。どれだけ真面目に勤続していても、個室に呼び出され、会社の経営状況について切り出されると、もう後は最終宣告を受け、転職を余儀なくされるだけである。

今までの解雇の理由は、実に様々だが共通して不景気という単語が用いられる。経営不振で店をたたむ事になった、事業縮小で支店を賃金の安い地域に移転させる。北海道や沖縄に来られるなら続けてくれて構わない。請け負っていた仕事が時間短縮になり夜間だけの僅か数時間のものになった。今までの条件下ではとても働くことが出来ない会社都合でも、会社側はこちら側は代替案は立てているのだからそれに応じられないなら自己都合での退職になる。こんな逃げ道まで持ち出され、すぐに失業保険を受けられないという理由も有り、至急での転職を余儀なくされているのが現状だ。大手企業でありながら、100人以上の従業員を退職に追いやっておきながら、この対応である。自ら望んで退職をして自分のしたい仕事をする。今の世の中ではそんな物は理想論でしかない。望む仕事はどんどんと少なくなり、ここを離れて次が見つかる可能性のほうが遥かに低い。そんな不安を感じ、退職に踏み切ることなどとても考えられる景気ではない。転職をする人の殆どは望んだものではなく、強制的にその道を選ばされているのだ。企業がより安定した地盤を作ることが出来なければ、この問題の解決は難しいだろう。安易に支店を作ったり、いつ無くなるか分からない仕事を繋ぎ合わせて一時だけの雇用の予定を長期と偽り採用する会社も有る程である。人を物扱いとしか考えていない企業があまりに多すぎるのだ。これらの点を改善する為には企業の姿勢を改めると同時に、より深く企業に求められる人材を生成すべく専門職の習得機関を増やすこと、機関をより広い世代に広めることであると考える。学生なら授業でパソコンを習う。時代の流れに合わせた物だ。それは社会人にも必要で、これだけ景気が落ち込んでいるのであれば今までの状況ではいけない。それを、企業は自社の状況を見極め無駄を無くし、個人は今の時世を理解し現状に合わせた機関を求める意識が必要だ。

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